団体概要基本的な考え方 2007年度 2006年度時代をつなぐ 課題をつなぐ 主体をつなぐ 地域をつなぐ 世界をつなぐ国連の動き 日本(環境省)
地球温暖化や酸性雨などに象徴される環境問題、人権侵害や異文化衝突といった社会的 問題、貧富格差をはじめとする経済的な問題など、現代社会に生きるわたしたちは互いにつな がりあう様々な課題に直面しています。 とりわけ、これまでの大量生産・大量消費を中心に据えた「開発」は、ごみや公害により環境を悪化させ、地球資源の乱用により自然界の秩序を乱すばかりか、地域社会の荒廃を招き、さらには他の地域の貧困化を推し進めるなど、深刻な問題を引き起こしています。
わたしたちが直面する様々な課題を解決し、世界中の人々や将来の世代、みんなが安心して暮らすことのできる社会をつくるため、社会的公正の実現や自然環境との共生を重視した新しい「開発」のあり方が求められています。これが「持続可能な開発」と呼ばれるもので、その実現は人類にとって緊急の課題です。
持続可能な開発を通じて全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するには、わたしたち一人ひとりが、互いに協力し合いながら、さまざまな課題に力を合わせて取り組んでいくことが必要です。そうした未来へ向けた取組みに必要な力や考え方を人々が学び育むこと、それが「持続可能な開発のための教育=ESD(イー・エス・ディー)」なのです。 ESDは、学校だけでなく、地域や社会のあらゆる場で誰もが取り組むべき学習です。また、ESDは、各地域や個々人の実情に合わせたかたちで行われることが何よりも大切です。
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