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 21世紀が求める教育とは・・・


 活動概要


日  時 平成19(2007)年12月18日(火)18:30〜20:30
場  所

西宮市役所東館801・802会議室

テーマ 「21世紀が求める教育とは」
講師 添田晴雄(大阪市立大学准教授・LEAF副代表理事)
条  件 市内在住、在勤在学者
参加者 22名
内容

 これまでの講座や体験を通じて、改めて教育的な意味合いを理解してもらう場となるよう、教育の専門家である添田氏をお招きしご講義いただいた。
前回のワークショップでは、地域に必要な「人材」について考え、その結果、「コミュニケーション」が重要であるという意見が多く出された。

人材を育成する教育現場において、今何が起こっているのか、「生きる力」がどのように捉えられているのか、地域の大人として、どのような支援が必要かなど教育の実状について講義を得た。

 参加者感想


■ 中長期的な視点をもちながら、それでも1歩1歩進んだという実感を得られるような関係を教育に携わる方々や利用者とつくっていくことが大切と感じました。
特に教育・学校観、長いですね・・・(30代)
■ 学校教育の難しさは意見交換の場でよく分かった。大変なご苦労だと思う。
地域でフォローできるものは多様な大人。コンテンツの立場で機会があれば手助けしたい。
新学習指導要綱は内容をよく理解した上で自分の考えを整理したい。(50代)
■ 教育をめぐる意見の何が良いかを決めるのは、長期渡ると思う。長い目が必要と思った。当事者意識はどの世界でも大切だと思った。(50代)
■ 経済、環境、社会的公正、3つのEと教育をそれぞれに支えあいながら両立していくことが、望ましいのは理解はするのですが・・・例としてあげられた“埋立地”のことについても、たまたま?結果として上手くいったということもあり、安易に「それのみを考えるだけでなく・・」ということ自体(表現)安易にあるように思います。それだけで相関するもののバランスは過去から未来にかけて知ることは、難しいかもしれませんね。
人はすべて、宝物をもっていると私は思います。すべての人がすべての人の師であること。キャリアを生かすことをコーディネートしたいです。(50代)
■ 子ども3人、中学、小学校の時週5日制についてのアンケートには、毎回反対意見を書いていました。せめて、ついていけない子への補習だけでもしてくれればと思っていました。詰め込み教育では、益々考える子どもは育たないと思います。
ゆとり教育、総合学習、生きる力はやはり必要です。
先生は大変でしょうが、昔のように宿題は必要です。それは、家庭教育で反復繰り返しをして身に付ける。先生は魅力ある授業の研究、研修でどうすれば子の事が楽しく理解できるかを考えて欲しい。
クラスの枠をはずして、オープンエデュケーションで多様な子どもへの関わりや先生同士の壁もはずれて、学級天国もなくなるのでは、急いではしょって書いているので、とんでいるとおもいますが、子どもたちが希望がもてる社会を作りたいですネ(50代)
■ 教育を受けられるかどうかが、死活問題になってくる国も多い中、日本は豊かさの中で学ぶ意味や目的を見失っている子どもが多いのは、事実だと思います。
自分のためだけでなく社会全体のために学ぶことが大切だと気づく子どもが多くなればよいと感じました。(40代)
■ 当事者として物事をとらえる考えるということはとても大切なことです。
特に人権問題においては、はずせない。そこに立つことで、次に何をしたらよいか・・又次世代に何を残していけばいいのかがみえてくると思います。(40代)
■ 学校教育はむずかしいなぁと思いました。現場の先生の意見や考えが教育の方針を決める時にどれだけ入っているのでしょうか。今の時代は本当に先生は大変です。
まわりの子どもをみていても家庭、地域、学校が協力しあっていくことが大切なのではないかと思います。(40代)
■ “21世紀の求める教育”は何なのか難しいと思いました。
まだ21世紀は始まったばかりです。数年十数年ごとに“求める教育”が変わらないことを願います。(40代)
■ 現代の教育現場の状況や方向性を客観的にとらえ課題と対処について具体的にわかりやすく解読していただきました。今の子どもたちまたは、大人たちに何が必要なのかを改めて考えさせる良いセミナーだったと思います。当事者意識を持つこと・・大切ですね。(40代)
■ 「21世紀が求める教育とは」というテーマについてですが、私は今の世の中は親が子どもを殺したり、子どもが親を殺したりするなど乱れきっています。
昔が良いとはいいませんが、学校教育にも目上の人を尊敬したり、又弱者に対しては思いやりやいたわるような教育が大事ではないでしょうか。そして親や父兄に対する教育が必要と思われます。(60代)
■ 西宮のために自分を生かすことに指針がハッキリしないが、仲間や地域社会のために又生きものや環境、世界の子ども達に体験やコミュニケーションを図ってより良い社会をめざす様努めることだと感じた。(60代)
■ 学校の先生もたくさんの上部からの要求があってその仕事が大変と聞いている。しかし、たくさんの目的や問題の中で何が一番大事かそんなものがあるのか、ないのかも、部外者にはわからない。自分たちの組織の中で、意見の統一はされているのだろうか。
PTAとのコミュニケーションは、うまくいっているのだろうか。分からない。(60代)
■ 教育ということについて、多くの問題点、課題があるということを痛感した。
しかし、この解決はということはもっともっと学び考えていかなければならないと思う。
今日をそのスタートとしたい。(70代)
■ 「始めチョロチョロあとパッパパッパ」大変活力あるお話(教育状態)を通し、現在、今後の教育の方向が理解できました。
学校の先生、生徒、保護者、地域社会について考えを新たにしました。大いに参考にさせていただきたいと思います。(70代)
 
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